無題2

数少ない、私の地元の友人が働き出した。
また、同い年の友人も卒業後の職を見据えて学校に行った。
まわりは仕事という未来を見据えつつ歩んでいく。
同い年の、そして自分と近しい人の行動を見て、私は焦ってしまった。

私は、人と会ったときに、何をどうしていいか涙がでるほどに考えてしまったり
何かをするときに体を壊してしまうくらいまで頑張ってしまったりしている。

こんな私が先を見るのはまだ早い。
歩くこともできないのに、とても長い長い距離を走りたがっている幼児のよう。
みんなができていることを、自分はできていないみたい。
みんながしないでもいいことを、自分は必要以上にしているみたい。
まずはどんなに自堕落な生活だとしても、
不安になってばかりの生活から抜け出すことが必要。
でも、そんな生活は小学生の時から続いている。
時々、自分はずっとこのままなのではないかと考えて絶望する。


3リットルほどの涙と引き換えに、
このよくわからない漠然とした不安感を消し去ってもらえないでしょうか。
この厄介な不安感と、私は10年ほど付き合っているんです。
いい加減、お別れしたいのですが、駄目でしょうか。
もう、私は駄目なのでしょうか。